美味しさの秘密
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千成亭契約牧場

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「まるさん牧場」では、常時500頭の近江牛を肥育しておられ、県内では去勢牛が増えている中でも昔ながらの牝牛にこだわった希少な牧場である。地の利を生かした牧場は、まさに良質な近江牛を育てるのに最適であり通常、28ヶ月齢で出荷できるところを30ヶ月齢以上を目安に長期肥育していただいております。無農薬の牧草や空気の循環の良い環境により良質の堆肥を作り、まさに循環型畜産経営を実践されておられているのである。

おいしさのひみつ 肥育環境 清潔快適な牛舎

風通しの良い丘陵地に建てられた牛舎では、日々の掃除が最も重要な作業です。まるさん牧場を訪れただれもがニオイの少なさに気がつくでしょう。清潔快適な牛舎はとっても気持ちいい。

和牛には演歌が一番だと思っている

牛舎に訪れると演歌が流れています。
モーツワルトが良いという話も聞いたことがあるけれど… まるさん牧場の和牛たちは演歌が好み。
人間が聞いてリラックスできる音楽は牛にも良いはず。和牛だから演歌なのでしょうか…

気楽にのんびり。健康にはそれが一番大切なこと

ストレスは健康の大敵。いじめもなくおちこぼれを作らないために、まるさん牧場では一部屋に2〜4頭。姉妹のような小グループで仲良く育ちます。

荻田場長は、牛の目を見れば大抵のことは分かるらしい。

「今日はちょっと元気がないかな」「食べ方が少ないな」毎日毎日一頭一頭すべての仔牛を見て回ります。好き嫌いなく、性格の弱い牛もあぶれずちゃんと食べられるように、一頭一頭の食べ方を良く見ています。

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おいしさのひみつ 飼料・水
仔牛の時にしっかり足と胃を鍛えるのがまるさん牧場の方針です。

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まるさん牧場の牛は、足腰がしっかりとして筋肉隆々どっしりしている。脂肪太りの肥満児じゃないのだ。新入りの仔牛は山の放牧でしっかり足腰を鍛えている。牛舎の中だけでは健康に大きく育てないのだ。

子供のときから飽食はダメ

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まるさん牧場に来たばかりの子牛はどんどんやせていく。とうもろこしや麦など栄養価の高い飼料を与えないからどんどんやせていく。そのかわり繊維質たっぷりの牧草をもりもり食べて丈夫な胃を作っている。内臓が強くなければ健康においしい牛には育たないからだ。

水にうるさいのは人間だけじゃない

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牧場には草がいっぱい生える。駐車場や建物の周りなど牧草地以外にもいっぱい草が生える。その草刈も大変な作業だけれどまるさん牧場では除草剤は絶対に使わない。おいしい地下水が汚染されないように細心の注意を払っているからだ。

魔法の水

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鈴鹿山系の雪どけ水が地下水となりミネラル豊富な水が沸き出てくる。まるさん牧場では、牛達がいつも新鮮な水を飲める様に自動補給システムが採用されている。ミネラル豊富な水が魔法の水のように美味しい近江牛を育んでいるのだ。